初めての外国人指導

新学期がはじまる4月、私は家から車で10分ほどの小学校に配属が決まりました。担当する生徒は小学3年生の中国人の男の子。

まず、緊張の初出勤。ドキドキしながら小学校へ。そこでまず、教頭先生に会い、校長先生や担任の先生とご挨拶。指導場所となる教室に案内されました。

暖かい日差しの当たる教室。ここで私は先生になるんだぁ。としみじみしたのを覚えています。そして彼の担任の先生から、どんな子か説明を受け始めて児童に会う。とっても可愛い小学3年生。45分間の日本語指導が始まった。

だか、ここでとても驚いた!!なんと彼は日本語ペラペラだったのです!!!!!

え!!!私は何をしたら良いの?完全に私は日本語に慣れていない生徒が来ると思っていたから。これは本当に予想外でした。(もちろん事前に彼の日本語レベルは聞いていました。それでも、それよりはるかに上だったので驚きました!)そして、派遣される小学校にによって違うとは思いますが、毎回担任の先生から直前にやって欲しいことを言われるのです。テストだったり、教科書の内容で何ページをやってください。とか。直前に言われるので、何も準備ができません。本当にこれには、困りました。

そして私が聞いていた日本語指導員の仕事は、「児童の日本語指導」で「科目の教科書の内容の指導」をする事は聞いていなかったのです。これも小学校によって違うと思いますが、本当に驚きました。

第一回目の授業は、こんな感じのスタートでこのあと、2人、3人と生徒の数、担当する学校の数も増えていきました。

次に続く。

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